ましねおじさんのいろいろ

マシーネンクリーガーを応援しているおじさんの日常。

 

石田衣良:4TEEN 

最近お騒がせの娘2号。実は反抗期である。(詳細は割愛するが)反抗的。
14歳とはそういうもの。「不安定な精神構造」の真っ盛りである。

石田衣良著: 『4TEEN』 新潮文庫

    4TEEN


 『東京湾に浮かぶ月島。
  ぼくらは今日も自転車で、風よりも早くこの街を駆け抜ける。
  ナオト、ダイ、ジュン、テツロー、中学2年の同級生4人組。
  それぞれ悩みはあるけれど、一緒ならどこまでも行ける、
  もしかしたら空だって飛べるかもしれない―。
  友情、恋、性、暴力、病気、死。出会ったすべてを精一杯に
  受けとめて成長してゆく
  14歳の少年達を描いた爽快青春ストーリー。直木賞受賞作。』

   (「BOOK」データベースより)

ドラマ化された『池袋ウエストゲートパーク』の著者。
2003年の直木賞受賞作である。
さすが東京生まれの東京育ち。
都会の描写が実にきめ細かくおみごとである。

「爽快青春ストーリー」と言い切るにはちょっとほど遠い彼らの日常。
私の頃とは大分様子が違う。
携帯・ネット・コンビニ等で大人社会が身近にさらされている。
しかも場所は大都市東京。
ちょっと目をこらせば、暴力や性が渦巻く都市。

そんな「大都会」の「現代」に生きる中学生は、
なかなかスリリングで誘惑に満ちた世界に生きている。
こんな彼らに「古い規範」を押しつけること自体が不条理なのか。
教育上何が「正しい」のかもう一度考えさせられる。


しかし、根底にあるものは変わらない。
本文中このような一節がある。 (すんません、手元になくて正確ではありません)

 『むかつくから不機嫌な顔をしているのか、
  不機嫌な顔をしているからむかついてくるのか。。。』


友達は勉強より大事だし、「悪いこと」をいろいろしてみたいし、
周囲の「大人」にはいらだつ不満だらけだし、
いくらわめいても将来への不安は消えはしないのである。
だから、ひたすらペダルをこぐ。
自転車ならどこにでも行ける。
もしかしたら、「救い」のある場所にも。。。

現代の思春期の子供たちの様子を学びたい方には
基礎知識としてお勧めかも。
娘2号からは、もっとのんびりとした話も、
もっと凄惨な話も聞こえてきますが。。。

まあ、娘2号もいろいろと大変なんですね。
 (^^)

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コメント

こんばんは。
記事と直接関係ない内容で恐縮ですが、
G-toolsとかAmazoletとかを使うと、本の写真だけでも載せられるので便利ですよ~♪

田舎っ子だった私は、「東京人が書いた青春小説」というだけで
身構えてしまいます。。。
浅田次郎さんの「蒼穹の昴」は、積読本が減ってきたら
ぜひ読んでみたいと思いました。

URL | sapphire #GCA3nAmE

2006/04/14 00:04 * edit *

sapphireさんありがとうございます。

早速写真張り替えてみました。個別の写真って保存出来るんですね。知らなかった。。。(^_^;

「蒼穹の昴」は確かに文句なくお勧めだと思います。(私の友人の1人は後半は力切れしていると文句つけていましたが。。。)
「4TEEN」は『今』を感じたくなった時にお勧めです。想像していたより悪く無い読後感でした。(何故これが直木賞なのかはよくわかりませんが。。。) (^^)

URL | ましねおじさん #-

2006/04/14 19:47 * edit *

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