ましねおじさんのいろいろ

マシーネンクリーガーを応援しているおじさんの日常。

 

重松清著:『ビタミンF』 

電車の中でのましねおじさん。

昨日夜更かししたので、朝から目が痛い。
だるい体のまま満員電車に詰め込まれる。
満員電車は自分で立っていなくても良い所が便利!
少しでも目を休めようと目を閉じる。
「ん?」
「く、くさいっ!」
目を開けると目の前に、ふけの浮いた半はげ頭が。。。
見たくないものは見なくて良いのだが、
息は吸わせて下さいよ~。。。(@_@;

下りの電車に乗り換える。ああ、やっと座れた。一息。
「今日はどんな天気だっけな~?」と向かいの窓の外を眺める。
と、向かいで朝から化粧をしているけばいお姉さんが、ギロっ!
「え?わ、私ですか?
 いえ、別にあなたの化粧に興味はないんですが。。。」(・_・;
仕方なく、眠い目をこすりながら、新聞に目を落とすことにする。

昼間の移動。何となく座れた。
ちょっと頭の整理でもしておこう。
目を閉じて、客先の会議のシミュレーション。。。
と、ひざ小僧を小突かれる。
「?」
デパートの紙袋満載のおばさんが、
「おれおれ、そこどけ~!」と無言で言っている。
「はいはい。分かりましたよ。
 中年おじさんは元気がある事になってるんですよね」
次の駅で降りるふりをして、違う車両に乗り換える。
「あれ?
 さっきどこまでシミュレーションしたんだっけ???」


重松 清著 『ビタミンF』 新潮文庫
ビタミンF

『38歳、いつの間にか「昔」や「若い頃」といった言葉に
 抵抗感がなくなった。(中略) 一時の輝きを失い、
 人生の”中途半端”な時期に差し掛かった人たちに贈るエール。』
       (文庫本カバー紹介文より)

2001年の直木賞を受賞した、中年おじさんの悲哀と
ほんのり見えかけるかすかな「明かり」を題材にした短編集。

精一杯よい子に振る舞う女子中学生とその真実に触れた父親の葛藤を
描いた『セっちゃん』。
私には自身の立場と重なる部分が多く身につまされた。

「後記」にて著者が述べている。
『現在、ビタミンは十五種類ほど知られている。 (中略)
 ビタミンFは、ない。 (中略)
 ないから、つくった。 (中略)
 ひとの心にビタミンのようにはたらく小説があったっていい。』

ビタミンFは効きました。心に一時の安らぎが訪れました。
ただ、ビタミン剤というのは、えてして持続しないもの。
効いたかな?効いてるのかな?という程度の微妙なもの。
出来れば、
ビタミン剤に頼らない「強い」『体』になりたいものだが。。。

さて、明日も電車に乗って会社行きますか。。。

 (‥、)ヾ(^-^ )
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