ましねおじさんのいろいろ

マシーネンクリーガーを応援しているおじさんの日常。

 

浅田次郎:『蒼穹の昴』 

「感動の嵐」というキャッチフレーズは良く聞くが、最近年のせいだろうか、
本当に感動するということは少なくなってしまった。
 (感覚が鈍ってきたのかな??)


浅田次郎著 『蒼穹の昴(1)~(4)』 講談社文庫

   
     (これまた撮影前に貸してしまって写真なしですんまそん)


『汝は必ずや、あまねく天下の財宝を手中に収むるであろう―
 -中国清朝末期、貧しき糞拾いの少年・春児は、占い師の予言を通じ、
 科挙の試験を受ける幼なじみの兄貴分・文秀に従って都へ上った。
 都で袂を分かち、
 それぞれの志を胸に歩み始めた二人を待ち受ける宿命の覇道。
 万人の魂をうつべストセラー大作。』

   (「BOOK」データベースより)

 素直に感動しました。電車の中で何度も一人涙ぐんでいました。
   ( 電車の中で泣いてるおじさんって変だよね~ (^_^; ) 

浅田次郎という人は映画化された
『鉄道屋(ぽっぽや)』の方が一般には有名なのであろうか?
もちろん、『鉄道屋』もお勧めだが、
この人の作品はお勧めだらけである。

時代は中国清朝末期。日本は明治の軍拡路線の時代。
始皇帝の栄華ははるか昔。列強の侵略により混乱を極めた清朝。
「悪女」で有名な西太后と
民主化を進めようとした光緒帝との対立が時代背景にある。

そんな「時代」に翻弄されながら、
貧民の子「春児」は宦官となり、幼なじみの「文秀」は科挙登台。
熱き志を持った二人に運命は何と無情なのか。
時代に翻弄されながらも、それぞれの道で果敢に立ち向かう二人。
やがて二人は、方や西太后側近、方や光緒帝の側近に出世していく。
そんな二人を、「戊戌の政変」「日清戦争」という
さらに大きな時代のうねりが飲み込んでいく。。。


この本を読んで、つい最近まで科挙試験があったこと、
そしてその試験の過酷さや、
「宦官」という仕組みがどのようなものであるのか、
そしてこれも清朝末期まであったことなど、
私には初めて知る中国の文化に驚きの連続であった。
改めて中国の歴史の奥深さに感嘆しきりである。
死ぬまでにいつか一度は「紫禁城」をこの目で見てみたいと思った。



志を持った人間は美しい。
例え時代が弄んだとしても、その「美」を消し去ることは出来ない。
そして、美しいからこそ、その人間の言動は人の心を打つのである。


。」 大分鈍ってきてしまったが、もう一度考えてみようか。。。


最近元気がないなーと嘆き気味の方には是非お勧めである。

 春児と伴に思いっきり泣いて下さい。

 (^^)v
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