ましねおじさんのいろいろ

マシーネンクリーガーを応援しているおじさんの日常。

 

浅田次郎:珍妃の井戸 

先週 『蒼穹の昴』 をご紹介したので、続けて続編のご紹介。


浅田次郎著: 『珍妃の井戸 』 講談社文庫

珍妃の井戸




『列強諸国に蹂躙され荒廃した清朝最末期の北京。
 その混乱のさなか、紫禁城の奥深くでひとりの妃が無残に命を奪われた。
 皇帝の寵愛を一身に受けた美しい妃は、何故、誰に殺されたのか?
 犯人探しに乗り出した日英独露の高官が知った、あまりにも切ない真相とは―。
 『蒼穹の昴』に続く感動の中国宮廷ロマン。 』

      (「BOOK」データベースより)


『蒼穹の昴』がすばらしい作品なので、その登場人物に惚れ込んでしまう。
大作なのにあっけない幕切れ。最後の別れを惜しみつつ作品を読み終わる。
少しでも「彼ら」のその後を知りたい、と思うのが人情である。
この本を読めば、また「彼ら」に出合える。何という喜び。

あくまでも、『蒼穹の昴』を楽しんだ人が読む本なのかなと思う。
『蒼穹の昴』を読んだ人は読まないと損する本なのかもしれない。
「中国宮廷ロマン」とか「ミステリー」とか
いろいろな呼び名がついているが、
私は、それぞれの登場人物の「キャラクター」をじっくり味わう外伝、
という印象である。

確かに、他の浅田次郎作品のような、「感動」は無い。
しかし、妃の死に関する関係者の証言が一人一人全く異なるという
謎が謎を呼ぶ展開というのが面白い。
特に各証言者の語り口を絶妙に書き分けていて、
録画を見ているように、鮮やかに人物の情景が現れる。
ここら辺はさすが浅田次郎である。

『蒼穹の昴』に涙した人は必読です。
 (^^)v
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